社会は厳しいと言い張る人に限って社会を厳しくしようとする説

社会は厳しい、そういう話を時々聞きますが、なぜ社会は厳しい物なのでしょうか
命のやり取りをしているサバンナならまだしも、飽食と言われる日本においても社会は厳しいままです

そんな社会はなぜ厳しいと言われ続けているのでしょうか

いわゆる社会と言うのは人で構成されていて、優しい人も厳しい人も一定数居るはずです

それを一緒くたにして「社会は厳しい」というのは暴論じゃないんでしょうか。

平均で見ると社会は厳しいのではなく、ニュートラル。

社会は厳しいと言う単語を聞く時って、偏見かもしれませんが大抵の場合、
説教中に「社会は厳しいんだから、そんなんじゃ通用しない」という感じですよね。
でも、それを聞いた人は何をどう評価した結果、社会じゃ通用しないと判断したのでしょうか。

恐らくは自分の中にある「社会」のものさし、つまり「自分からすると甘い」と言いたい所を、社会という言い方をすることで自分以外でもそう感じているはずだ、というニュアンスで相手を責める事ができる、そういうことではないでしょうか。

勝手に社会が同意してくれる便利な言葉ですよね。

社会の定義とは「（人間が）集まって生活を営む、その集団。」とあります。

社会といっても社会って広げればどこまでも広い定義ですよね。

家族⇒友人⇒近所⇒学校or会社⇒日本⇒世界・・・

恐らく、いわゆる社会というのはその人が所属しているコミュニティでの感覚だと思われます。

んで、社会が厳しいところであって欲しいのはきっと社会人なので、その会社における感覚、という事でしょう。

そんな厳しいところで自分が認められているんだという正当化をしたいが為に社会を厳しいと言ってしまうんでしょうね。

社会は甘くあってほしいですけどね。

結局社会が厳しいという幻想に浸って、先輩社員は後輩に厳しく当たってストレスを溜める、

後輩も社会を厳しく感じる。

そういう自爆行為が横行・連鎖しているから社会は辛いんですよ。

んで、そういう厳しい環境に居る自分に浸って更に別の人に厳しく当たる。

「社会は甘くないぞ」と。

もう、そういう社会をわざわざ厳しくしていく行為をやめませんか？

社会ってもっとシンプルなものだと思うんですけどね。

崩壊アクセント