崩壊アクセント

なれるSEを読んでSEになりました(大嘘)

ゆとり世代が会社の飲み会を嫌がる大変けしからん3つの思考

ゆとり世代の社員が全国で猛威を奮っているというお話を
様々な場所で耳にしますよね。

その中の「飲み会を断る理由」について、ゆとり世代のけしからん思考をお教えします

 

けしからん思考その1:無駄を嫌う

貴重なプライベートの時間を、先輩社員の自慢話を聞き、気を利かせることに
費やす事が非常に無駄に思えてならないようです
また、たいていの場合先輩がケチで奢ってくれないので、無駄なお金を払わざるを得ない、
そういった「無駄」が嫌なので先輩から飲みに誘われても行かないんです。

けしからん思考その2:公私をきっちり線引きして分けたい

仕事が終わった後の時間を「飲み」という形で会社の人と共有する事を
無駄だと考えているようです
会社の人と飲んでも仕事の話題になる事が多いので、
それなら仕事の延長、つまり「残業代を下さい」という話になるという思考ですね

けしからん思考その3:社会に希望を持っていないから出世等の将来を考えてない

生まれてから常に大不況の中で過ごし、月々何万円も徴収されている年金は
将来的に貰えるかどうかも分からない
また、同年代の半分以上が「努力不足のせいで」非正規としてしか働けない。
収入が低いからという理由でモノ買わないし、車に乗らない
「若者が消費しないから景気が悪いんだ」と悪者扱い
たったそれだけの理由で社会に対して希望を持たず、将来を考えないんだから
ゆとり世代はけしからんですね。

結論:ゆとり世代はよく分かんないけどとにかくけしからん!

無駄を省き、公私を分け、社会に希望を持たない、
こんなゆとり世代はけしからん!
あ、でも仕事は無駄を省いてサビ残しまくって生産性を極限まで高めてね!
鬱で自殺?残業多いから会社を辞める?やっぱりゆとり世代は弱いんだよ!
全く、これだからゆとりは。馬鹿にされて当たり前だよ。

・・・ところで。

そんな「ゆとり世代の人間」ってどこに居るんでしょうね。
居たとしても、多分、その人の個性かつ非常識なだけでしょうし。
そもそも、教わる教科の単元が少し減っただけでそんなに人間が変わるのであれば
どの世代においても、学歴間で同じ現象が起きていておかしくないと思うのですが・・・。
別の世代の方々は「ゆとり世代とは違って新入社員の時から礼儀正しいし、残業を嫌がらないし、飲みニケーションは大事にしているから問題は起きていない」んですよね?1件たりとも。

シンプルに、礼儀とか付き合いは核家族化の影響で目上の人と関わる機会が減ったのが大きいんじゃない?(ぼそり